急に冷えて肌寒くなった。
猫の暖かみをより感じる。
この暖かさがいつかなくなってしまうのか。
1、猫の死
2、暖かったという記憶の死
こういう寂しいことを考えてしまう眠れない夜、猫は寄ってこない。
暇こいてTwitter見たり、バラエティ見てたりする時に、猫は、遊んで欲しそうに鳴いたりする。不機嫌なわたしを嫌っているというほどではないけど、何かをわかられている。不機嫌に寄っていってもいいことはないということだろうか、賢い。
ここ数日は遅い夏休みをもらっていて、おかげさまでゆっくり過ごすことができた。またぼちぼち頑張るか・・・。
Kindle Unlimitedに田辺聖子さんのエッセイがいくつか入っており、これが隙間時間とか入浴中に読むのにちょうどいい。母が田辺聖子さんのファンで、子供の時本棚から引っ張って読んだりして、大人の世界にときめいたりしたけど、今はブンブンうなづきながら読んでいる。(時々「男」「女」が強調されすぎなような気がするけど、まあ生きてきた時代的なものもあるだろう)よかったな~と思ったのは「篭にりんごテーブルにお茶・・・」の「挫折のたのしみ」。
「幸運な人は度しがたい。みんな自分のせいで幸運を得たように思っている」と、ラ・ロシュフコオという賢い男はいっているが、幸運人種というものは、多かれ少なかれ、傲慢なものである。
30超えてきて、やれ家が建つだの昇進だの子の受験成功だのの話題がFacebookに上がりまくっていて辟易としていたが、まあ彼らは幸運な人*1でありそれ自体は悪ではなく、翻って自分も冷静になってよくよく置かれた状況を見つめれば幸運な人間なんだから傲慢にならんように気を付けないとなと思うなどした。
*1:もちろん努力もされているのでしょう。