おねむだよ~ん

優しい猫たちよ

おばちゃんに話しかけられる日

朝 散歩をした。

途中公園で軽くスクワットなどをしていると

「おはようございます!!」

と声をかけられた。

すらっとした、ジャージがピンクと花柄の、モコモコした小型犬を連れたおばちゃんだった。

おはようございます と返すと

「いつもあっちでやってる人?!」

と言われた。この公園は初めて来たので いえ、今日初めて来ました。

と言うと食い気味に 「あらそー!!いつもあっちでやってる人が移動したんかと思ったー!!!」

と叫んで消えていった。

本当にそう思ったのかもしれないし、平和な公園に見慣れない奴が居たからジャブ打っとくか みたいなことだったのかもしれない。後者だとしたらなかなかだ。

 

夜、銭湯に行った。

サウナに入ってるとズカズカっと痩せたおばちゃんが入ってきて、「ちょっとこっちずれてくれる!?」とサウナ機械の前にいた私を遠ざけた。NOと言わせない言い方だったので尻が勝手に動いていた。軍隊?

サウナはすでに無数のおばちゃんにより場所取りがされていて、私は取られていない場所に座ったつもりだったがそこはいい場所だったみたいだ。

おばちゃんは砂時計を片手にきっちりとサウナと水シャワーをせかせかと繰り返していた。軍隊?

おばちゃんの往復の間ずっとサウナにいた私に対して、「若いから長いこと入ってられるんやね!!」と言われた。水風呂に長く入ったので。。でももうこの曲が終わったら出ます。(かもめが翔んだ日がかかってた)と言うと、おばちゃんはフンと鼻を鳴らした。

 

知らない人に対して、はっきりものを言いつつ、自分の場所を守ってる。強いなと感じた。